その人物
大学時代、所属していた漫画研究会の活動のひとつに
各種の地元イベントでの似顔絵描きというのがありました。
「マンガ描きに似顔絵を頼むのはスジ違いだと釘を刺すっ!」
…というのは敬愛する島本和彦氏のお言葉ですが(吼えろペン2巻)
活動は早い話が「部費稼ぎ」なわけで、
私の場合、島本氏が明示するところの
「それでも描かねばならない場合」の「マンガ的に描く」でやっていました。
なんせ依頼者は地元イベントを楽しむために来ているので
決して似顔絵が目的なわけではありません。
タコ焼きだって食べたいし射的ゲームや金魚すくいもしたいでしょう。
従って似顔絵にかけられる時間はせいぜい10〜15分です。
その人の特徴をいち早く捉え、あくまで「らしさ」を残しつつ
漫画キャラっぽく仕上げる。
すなわち「実物よりほんの少しだけ美男美女」に!
まーわりと好評だったと思います。…今更ですけどそう信じたい。
当時の名残か、私は今でも
テレビなどを観ながらパパッと似顔絵もどきを描いたりします。
お代をいただいて描くわけではないので
気持ち的には当時よりかなりラクだし自由に描いてますけどね。
ということで上図もそのひとつ。
NFLタイタンズヘッドコーチですが、言わなきゃわからないくらいに
かけ離れてしまったカモしれません。
というかそもそも私はこの人のスーツ姿を見たことがナイ。
描きたいと思ったのは髪型と口髭です。
とりあえず、こうした似顔絵(もどき)描きは
「描ける」その領域を広げる効果だけはあるような気がします。
やや後退気味のオールバックとか…描けなくてもいい気もしますけど。
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